未来形(Futur I)と未来完了形(Futur II)の違い

ドイツ語の未来を表すには 「Futur I(単純未来)」「Futur II(未来完了)」 の2つの時制があります。それぞれの違いを詳しく説明します。


① 未来形(Futur I)

➡ 未来の出来事や推測を表す。
Futur I は「これから起こること」や「話し手の推測」を表現するときに使われます。

【構造】

Futur I は 助動詞「werden」+ 動詞の原形 を使います。

人称 Futur I の活用(動詞: „machen“)
ich werde machen
du wirst machen
er/sie/es wird machen
wir werden machen
ihr werdet machen
sie/Sie werden machen

【例文】

  • Ich werde morgen nach Berlin fahren.
    (私は明日ベルリンへ行くつもりです。)
    未来の予定 を表す。

  • Er wird sicher zu spät kommen.
    (彼はきっと遅れてくるだろう。)
    話し手の推測 を表す。


② 未来完了形(Futur II)

➡ 未来のある時点で完了していることや推測を表す。
Futur II は、未来のある時点までに 「すでに終わっている」 ことや、過去についての推測を表すときに使われます。

【構造】

Futur II は 助動詞「werden」+ 過去分詞 + „haben/sein“ を使います。

人称 Futur II の活用(動詞: „machen“)
ich werde gemacht haben
du wirst gemacht haben
er/sie/es wird gemacht haben
wir werden gemacht haben
ihr werdet gemacht haben
sie/Sie werden gemacht haben

注意

  • 「haben」 を使う動詞 → ほとんどの動詞(machen, lernen, sehen など)
  • 「sein」 を使う動詞 → 移動・状態変化を表す動詞(gehen, fahren, kommen など)

【例文】

  • In einem Jahr werde ich mein Studium abgeschlossen haben.
    (1年後には、私は学業を修了しているだろう。)
    未来のある時点までに完了していること を表す。

  • Bis nächste Woche wird er das Buch gelesen haben.
    (来週までには、彼はその本を読み終えているだろう。)
    未来の期限までに何かが完了すること を表す。

  • Er wird das wohl vergessen haben.
    (彼はそれを忘れてしまったのだろう。)
    過去についての推測 を表す。


③ Futur I と Futur II の違い

Futur I(未来形) Futur II(未来完了形)
使い方 未来の予定・推測 未来のある時点で完了していること・過去の推測
Ich werde nach Deutschland reisen.(私はドイツへ旅行するつもりです。) Ich werde bis morgen nach Deutschland gereist sein.(私は明日までにドイツに到着しているでしょう。)
助動詞の構造 werden + 動詞の原形 werden + 過去分詞 + haben/sein

④ まとめ

  1. Futur I(単純未来):未来の出来事や推測を表す。

    • :Ich werde nach Japan reisen.(私は日本へ旅行するでしょう。)
  2. Futur II(未来完了):未来のある時点で完了していることや過去の推測を表す。

    • :Ich werde bis nächste Woche nach Japan gereist sein.(来週までには日本に到着しているでしょう。)

この2つを区別して使えると、より正確な表現ができます! 😊